エアコンを購入してから4年ほど経った我が家では、冬場の電気料金が毎年増加していることに気づきました。
そして、エアコンの設定温度をどんどん上げているにもかかわらず、部屋は寒いままであることにも時を同じくして気づきました。
このことから、エアコンの電気効率が悪化していることにより電力使用量が上昇しているのではないかと考え、エアコンの埃フィルターを確認してみたところ、下の写真のようにフィルターにはびっしりと埃が詰まっており、フィルターの奥が見えないような状況でした。
そこで、エアコンのフィルターを掃除したところ設定温度を3℃下げても掃除前の+3℃での暖かさと遜色ないほどにエアコンの性能が改善されたので、5分で出来る掃除方法を簡単に説明します。
エアコンフィルターの掃除方法
それでは早速、五分でできるフィルター掃除の方法を見ていきましょう。
エアコンフィルターの取り外し
まずエアコンの手前のカバーを開けてフィルターを見てみます。
フィルターが埃でビッシリ詰まっていたら、空気環境的にも電力効率的にも悪い状況です。すぐにフィルター掃除に取り掛かりましょう!
下図のように、フィルターの中央下部にあるつまみをつまんで上に引っ張り上げることで、エアコンと固定するためのツメが簡単に外せます。
以下、片方のフィルターを取り除いた様子です。
もう片方も同様にして取り除きましょう。
エアコンフィルターの水洗い
次に、取り外したフィルターを水洗いしていきましょう。
水洗いは山なりになっている中心部から外側に向かって埃を丸めて流していけばOKです。
手洗いでも良いですが、掃除用のブラシや歯ブラシを用いるとスイスイと掃除が捗ります。
水を付けてこすると、ビッシリと隙間を埋め尽くしていた埃があっという間に除去され、フィルターがみるみるうちに綺麗になるのはとても気持ちいいです。
埃の除去が済んだら、タオルで乾拭きしてあげましょう。
ここで注意点としては、フィルターの隅の方をよく見ると、固まった埃がくっついているのが散見されることです。
せっかくですので完全に埃を除去してしまいましょう!
エアコンフィルターの取り付け
ここまでくれば、あとはフィルターをエアコンに取り付けるだけです。
取り外したときと逆の手順で、フィルターの一端をエアコン上部の奥まで差し込んでから、下端のツメをエアコン下部のホルダー部に差し込みましょう。
あれだけ汚かったエアコンが、ぱっとみ新品同様に仕上がりました!
フィルターだけではなく、エアコンの放熱フィンを奥まで綺麗に掃除したい場合は、以下のような商品を使うのもありですね!
エアコンフィルター掃除の効果
フィルターが綺麗になったからといって、何の効果も得られないのであればただの自己満足で終始します。
実際掃除してみるとわかりますが、我が家のエアコンのビッシリ埃まみれフィルターを掃除した結果、エアコン温度を25℃から22℃へと3℃下げてもなお暖かいという結果となりました。
この、設定温度を3℃低くしたことによる省エネ効果はどの程度なのでしょうか?
以下の環境庁の試算によると、エアコンの暖房設定温度と電気代の関係は、1℃下げると約10%の節電効果が期待できるとのことです。
従って、設定温度を3度下げられた我が家では、エアコンの電気代は約30%も安くなることが期待できます!
実際、エアコンを購入した4年前に比べて電気代は3割以上増えていたため、これぐらいの節電効果が見込めそうです。(もっと早くやっておけばよかった。。)
まとめ
エアコンの埃フィルターの簡単掃除方法と、その省エネ効果について記載しました。
5分で出来て、電気代が30%も節約できるのであればやらない手はないですね。。
「そういえば、数年前に比べて電気代が最近は高いなぁ」という方は、お早めにエアコンのフィルターを確認してみることをお勧めします。
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