【ブログ運営】トレンド記事と資産記事のバリュエーション比較【資産記事の価値は∞?】

【ブログ運営】トレンド記事と資産記事のバリュエーション比較【資産記事の価値は∞?】

ブロガーの方々の意見を見ていると、「初心者はトレンド記事を書くのがおすすめ!」という人もいれば「資産記事を着実に増やそう」という人たちもいます。

トレンド記事とは旬な物事に関する記事であり、新しいテーマであるため競合が少なく検索量が一時的に多い分、瞬発的にアクセス数を稼げる記事のことです(簡単そうに見えて実際は難しいですが)。代表例としては、芸能人のゴシップやドラマなど、その時点でメディア上で話題となっている流れゆくテーマです。時間軸が検索数に大きく影響するのが特徴ですね。

一方で資産記事とはなにかというと、流行りものではない息の長い検索が期待できるようなものです。本ブログでは、この記事のようなブログ運営に関する記事や科学ネタなどが当てはまります。

どっちを重視するのが正しいのかというとどちらも正しいですが、初期はトレンド記事の割合を多めにするべきというのが筆者の意見です。何故なら、ブログ運営初期は本当に成果が出なくてキツイため、少しでも成果が出やすいトレンド記事がモチベーションを支えてくれるからです。ブログ運営を辞めてしまっては全ての努力が無駄となりますからね。

トレンド記事はうまくいけば一時的に大きなアクセスを生み出すことが出来るため、PV数や収益というわかりやすい指標が得られ、ブログ運営で最も重要であるモチベーションの維持に少なからず貢献します。また、アクセス数が増えるとブログのドメインパワー(Googleからの評価)も高まるため、その他の記事の検索ランキングが上昇します。

資産記事については、場合によっては半永久的な息の長い検索流入が期待できるため、ブログ運営さえ続けていればベースロードとしてPV数と収益を稼ぎ続けてくれます。いわば、不労所得を作り出す分身のようなものです。

しかし、PV数も少なく収益も雀の涙というような、なかなか成果が出にくいブログ運営初期の段階では、資産記事を書くことは割りとしんどいというのは一般認識ではないかと思います。

理由は以下です。

・トレンド記事に対して資産記事は圧倒的に読まれない

・記事作成に手間がかかる

⇒掛けた労力が短期的には報われない

ブログ運営を続けていくモチベーションが保たれている方の場合には、長期的に考えればそんなことは無いどころか、むしろ資産記事こそがブログの基盤価値を支える存在であり、不労所得を生み出す源泉であるということについて説明します。

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資産記事の長期的な効果

資産記事とは上述の通り、時間の経過に風化されない価値を持った記事のことです。

賞味期限が無い記事であるため、それなりの質で書けば検索順位もドメインパワーの向上に従って徐々に上がっていき、それによりPV数も少しずつですが確実に上がっていきます。

しかし、資産記事は昔から既にあるテーマについて書くことになるため、競合が多く、高い質で書くにはそれなりの手間がかかります。

それでいて初めは読まれないので心が折れそうになります。最初は牛歩戦術であるかのような読まれなさっぷりですが、ちゃんと自信を持って書いた記事は後に評価されるようになり、検索順位は上がっていきますので心配はいりません。順位が上がればコンスタントにPVを稼ぐ記事として長期的に活躍します。

記事のバリュエーション評価

今ブログを運営している人は、そのブログの中には短期的にPV数が多いトレンド記事と、なかなかPV数が増えない資産記事が必ずあると思います。それらの価値を比較してみましょう。

トレンド記事のバリュエーション

トレンド記事には、ピーク期間があります。投降後に峠を越えている記事であれば、ピーク期間は大体予想できます。

投降直後のピーク時のPV数をαと置き、現在のPV数をβ、ピークから現在までの日数をγとします。

すると、線形的にPVの減少が続くと仮定すると、PVが0に漸近するまでの期間δは以下の式で表されます。

δ=αγ/(αーβ)

PVの推移を単純に三角形と仮定すると、トレンド記事から期待される総PV数であるPV_Tは、三角形の面積の公式より以下ように表されます。

トレンド記事の総PV数予測式
PV_T=α×δ/2=α^2・γ/{2(αーβ)}

例えば、投降直後のピークPV数αが一日1000PVで、10日後のPV数が800PVの場合、PV_T=1000^2×10/{2×(1000-800)}=25000PVと概算できます。

収益元がアドセンス広告のみの記事の場合は、PV数に対するアドセンスのクリック率を1%、クリック単価を30円と仮定すると、トレンド記事による総収益は以下のように評価できます。(クリック率と単価はご自身のブログでの値を適用してください)

トレンド記事のアドセンス収益
Ad_T=0.30×PV_T(円)

上のPV_T=25000の場合には、7500円の収益が見込めるということがわかります。

資産記事のバリュエーション

次に、資産記事のバリュエーションについて考えてみましょう。

まず、資産記事の定義は時間に風化されない記事となっておりますので、ドメインパワーが変わらなければ今のアクセス数がずっと続くものとします。厳密にはより良いライバル記事の出現により検索順位は下がりますが、ブログを続けていればドメインパワーが上がるという効果もあるため、ここではそれらの効果が打ち消しあうとします。

また、記事は投降後3か月ほど経ってから検索エンジンによって正当に評価を受ける(検索ランキングが安定する)という性質があるので、資産記事のバリュエーションを確認するには少なくとも三か月は経過している記事を対象としてください。

資産記事の、一日の平均PV数をPV_dayと置き、今後ブログ運営を行い続ける予定期間をDays(日数)と置くと、資産記事が今後生み出すPV数であるPV_Cは以下のように評価できます。

資産記事の総PV数予測式
PV_C=PV_day×Days

このDaysを例えば1年間としたら365になるし、10年間にしたら3650となります。

例えば、一日に10PVの資産記事があるとすると、1年後までには3650PV、10年後までには36500PVを稼ぎ出すことになります。

アドセンス収益については、トレンド記事と同様の考え方により、以下の式で表されます。

資産記事のアドセンス収益
Ad_C=0.30×PV_C=0.30×PV_day×Days(円)

長く続ければ続けるほど資産記事の将来価値は上昇していくことがわかりますね!
ブログを永遠に続ければ∞に発散します(笑)

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資産記事のバリュエーションを向上させる方法

さて、なかなかPV数を稼げない資産記事ですが、その原因は検索流入数の低さにあります。

検索流入数はその記事がGoogle検索の結果として表示される回数に比例しますが、トレンド要素が無ければ爆発的な検索数は見込めません。また、定常的に検索数の多いビッグワードの場合には、そもそも質の高いライバル記事がすでに占拠しておりますから、検索結果上位に表示されるのはニッチなワードに限られます。

このような条件であるため、資産記事はそもそも検索流入させづらいという特徴があります。しかし、PV数を増やしてバリュエーションを向上させるには、幾つかの方法が考えられます。

同じテーマでスクラムを組ませる

一つ目の方法は、似たようなテーマに関する題材の記事を沢山書き、それぞれから検索流入してきた人を他の関連記事に誘導することです。

検索流入してくる人はそのテーマに興味がある人である確率が高いため、記事の内容と質が十分であれば他の関連記事も読んでもらえることが期待できます。

このような記事を沢山書いて、関連記事軍でスクラムを組ませることにより、一記事当たりの検索流入数の低さをみんなで補い合うという手法が有効です。

現に、本ブログでは脳内物質関連の記事を6つほど書いておりますが、それらが内部リンクを通じて協力し合うことにより、どの記事も同じくらい毎回読まれております(PV数は少ないですが)。

【脳内麻薬】エンドルフィンの効用とその放出方法

トレンド記事から内部リンクで誘導

もう一つのお勧めの手法としては、短期的に爆発的なPV数を叩き出すトレンド記事から内部リンクで関連する資産記事に誘導することです。

これが、トレンド記事の最も有効な使い方でしょう。トレンド記事から資産記事へと誘導し、そこからスクラムを組んだ骨太な内部ネットワーク網を巡回してもらうことで、ブログ全体のPV数も増え、収益も上がり、資産記事の少ない検索流入数という弱点を補えます。

高い収益性を持つキラー記事をお持ちの方であれば、その記事へ誘導することが最も効率が良いですね。

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まとめ

トレンド記事と資産記事のバリュエーション評価により、現在PV数が少ない資産記事にも長期的に見れば十分に価値があるということを示しました。

また、検索流入数が少なくなりがちである資産記事のPV数を上げる方法についても検討しました。

トレンド記事と資産記事の特性をうまく利用して、ブログの全体最適化を図りましょう!

ブログ運営は初期の段階が最も辛いと言われます。しかし、実はブログは続ければ続けるほど指数関数的に成果が伸びていくような性質を持っておりますので、継続した者が勝つ簡単なゲームなのです。

ブログ運営初期においてPV数が指数関数的に増加していくことについて、数理モデルを用いた検討を以下の記事に書きましたので、お読みいただけると幸いです。

なぜ初期のブログには誰も来ない?数理的モデルに見るPV数の指数的推移の必然性【100記事達成記念】

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