【衝撃的な費用対効果】大学進学は元が取れるのか?試算した結果がヤバかった!【大学に行く意味】

【衝撃的な費用対効果】大学進学は元が取れるのか?試算した結果がヤバかった!【大学に行く意味】

大卒の方はおわかりだと思いますが、大学では主体的に行動しないと大したことが学べません。

そして、水は低きに流れるという言葉が示すが如く、多くの人は好きではない勉強をサボれるだけサボり、サークルや恋愛、バイト等にリソースをつぎ込むため、大学ではほとんど何も得ずに社会へと巣立っていく人が多いのが現実です。

また、勤勉な人であっても、専攻した学問を社会人になっても使い続けるような人は稀有です。

以上の理由から、大学不要論がそこかしこで聞かれるのは必然だと思います。

ただし、大学が不要であるかどうかを判断するには、勉学の習熟以外にも見るべきファクターがあります。

そう、お金です。

大学不要論の是非を判断する一つの指標として、大学を卒業するまでにかかる投資コストに対して、投資リターンがそれを十分に上回っているかどうかを確認すればよいということです。

本記事では、公的文書に記載された客観的な統計データに基づき、金銭面からみた大学進学の価値を検討します!

Advertisement

入学前にかかる費用

大学受験を行うには、それだけでも大金がかかります。

多くの人は、塾や予備校に通うと思います。

その費用を多目に100万円とここでは見積もります。

更に、大学にとって受験は一大ビジネスですから、受験料という搾取的な費用があります。

一校受けるだけでも3万円程度はかかりますから、平均で5校受けるとするとそれだけで15万円です。

更に、地方在住の人は、受験シーズンには都内などへ遠征する必要があるため、宿泊費と生活費も2週間でざっと15万円ぐらいかかるでしょう。

そして、受験に晴れて合格した場合、下宿する必要がある人は下宿先の内見や敷金・礼金、引っ越し費用などが30万円ぐらいはかかります。

以上から、大学に入学する前にかかる必要経費は、地方から都内へ上京するという費用がかさむケースでは約160万円かかると見積もれました。

大学の学費

次に、大学に進学した場合にかかる費用を計算してみましょう。

文科省の調査によると、国公立に進学した場合、4年間の平均の学費は243万円だとのことです。

一方で、私立に進学した場合は、文系の場合が386万円、理系の場合はなんと522万円とのことです!

ここでは、最も高額となる理系の522万円を学費として設定しましょう。

下宿代・生活費としてかかる費用

全国大学生活協同組合連合会の調査によると、自宅から大学に通う生徒の生活費は4年間で平均290万円、下宿をする生徒の場合は570万円とのことです。

ここでは、保守的に計算するために、下宿をする場合の570万円を4年間の生活費と設定します。

大学進学に必要な費用まとめ

以上をまとめると、以下となります。

・受験費用等:160万円

・大学の学費:522万円

・4年間の生活費:570万

合計費用:1252万円!!!

なんと、地方から私立理系大学に進学した場合は、1000万円オーバーの費用がかかります

もしも大学院に行こうものなら、更に二年間追加となるのでプラス600万円ぐらいかかります。。
(父ちゃん母ちゃんありがとう・・・)

本検討では一般的な例として大学4年間、費用1252万円として話を進めていきます。

果たして、大学進学にはこんな大金を払うのに十分な金銭的価値(リターン)が得られるのでしょうか?

不安になってきましたね…

Advertisement

大学進学の投資リターン

それでは、大学に進学する場合と、高卒で働き始める場合の生涯収入の差を見ていきましょう。

ここでは、寿退社や育児休暇といったイレギュラーな要素が少ない男性を対象とします。

比較に利用するデータは、公的機関である独立行政法人労働政策研究・研修機構が発行する『ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017』によるものです。

出典:ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017

上の図から、退職金も含めた生涯収入の学歴毎の平均値は以下となることがわかります。

・大学、大学院卒:3.26億円

・高卒:2.49億円

⇒差額:7700万円

つまり、大卒以上と高卒者との生涯賃金の差は7700万円です!!

このことから、以下のことが導けます。

・大学進学費用:1252万円

・大卒の平均リターン:7700万円

大学の費用対効果:6.15倍!!

大学に進学することは、数十年間のインフレ率を加味しても十分な費用対効果が得られることがわかりました。

難関大学進学の投資リターン

せっかくなので、一生懸命勉強して上位10校程度の難関大学に進学した場合の費用対効果も試算してみましょう。

データの参照先は、先ほど同様『ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2017』です。

この資料には、企業規模が1000人以上である大企業に勤めた場合の大卒以上の生涯賃金が記載されております。

その見積もられた額は、なんと3.8億円です

難関大学出身者の多くは東証一部上場の大企業に入社するため、生涯賃金を3.8億円と設定すると、高卒者との差はなんと約1億3千万円となります!

受験勉強を頑張って難関大学に合格した場合の期待リターンを計算してみましょう。

・コスト:1252万円

・ベネフィット:13000万円

⇒期待リターン:約10.4倍

なんと期待リターンは10倍超えです!!

親が子にしてあげられる最大のバックアップが、子を大学に進学させてあげることなのです。

まとめ

大学への進学に対する費用対効果を、信頼できる公的データを基に試算しました。

何でこんな計算をしたのかというと、単純に大学進学の金銭的リターンを知りたかったという好奇心はありますが、実はそれだけではありません。

最近、安易な考えで大学中退や大企業を離職する、賢明な親達が与えてくれた経済的パスポートを破り捨てる世間知らずな若者が後をたたないため、無謀な行動を取る前に、自分が持っている経済的特権を再確認して欲しいということがモチベーションでした。

これをお読みの大卒以外の方々には、不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ございません。

事実を客観的データで示すことにより、若気の至りでは済まされないような向こう見ずな行動によって、掴みとった経済的特権を放棄する被害者が一人でも減れば幸いです。